テレグラム / Telegram

アンダーグラウンドなLINE
テレグラムはクラウドベースのインスタントメッセンジャー、またVolPによる音声通話サービス。
LINEやSkypeと同じようなアプリで無料でテキストや音声によるコミュニケーションが行える。Windows、Mac、LinuxなどPC版も用意されている。
App StoreやPlayストアから誰でも無料でダウンロードできる。年齢認証はないが、アカウント作成するには電話番号と認証コードを受け取るSMSアプリが必要とする。標準は英語メニューだが、日本語化することもできる。
テレグラムは全世界で流行しているが、日本人ユーザーは仮想通貨関連やIT関係の情報交換、モノの売買、交際のやりとりなどごく一部のアンダーグラウンドなユーザーしか使っていない。
テレグラムのダウンロード
・iPhone版テレグラムのダウンロード
https://apps.apple.com/jp/app/telegram-messenger/id686449807
・Android版テレグラムのダウンロード
https://play.google.com/store/apps/details?id=org.telegram.messenger&hl=ja
・そのほか、PC版のダウンロードは公式サイトから
セキュリティが強い
なぜ、アンダーグラウンドのユーザーに人気なのか。テレグラムLINEと徹底的に違うのは、個人情報やセキュリティが非常に強いことだ。メッセージは暗号化されている。
テレグラムは送信したメッセージを削除することが可能で、その場合、相手の画面からも削除される。スクショ対策はされてないが、送信したメッセージを相手の画面から完全消去できるのは、危険なやり取りの証拠隠滅するのに非常に良い。
また、一定期間オフラインが続くと、アカウントは自動的にそれまで送信したすべてのメッセージや連絡先情報とともに削除される。
一対一のチャットでは、ログアウトするとそれまでの履歴をすべて消去できるシークレットチャット機能も備えている。スマホを押収されテレグラムを起動しても、コミュニケーション相手がわかなない。
「チャンネル」と「グループ」
テレグラムは「チャンネル」と「グループ」という不特定多数の人に向けてメッセージを発信する機能がある。
「チャンネル」は、ウェブの公式サイトのようなもので管理者が一方的にメッセージを発信することが可能で、ブログと同じく有名人でなくても誰も無料で1分程度で開設できる。チャンネルには独自のURLが割り当てられ、ブラウザでアクセス可能だ。チャンネルは次に紹介する「グループ」と異なり開設者(ここでは私)しか投稿できない。
なお、現在はチャンネルに関する検索機能などはないので、Google検索、TwitterなどのSNSで「テレグラム チャンネル」などで検索して、URLを探し出す必要がある。ちなみに、Artpediaおよび山田グループのURLは「https://t.me/yamadatelegram/」である。
「グループ」はLINEのグループ機能と同じで複数のユーザー同士がメッセージを交わしてコミュニケーションを行う機能だ。グループの開設者がグループの管理人となる。グループチャットの人数の上限は、現在は20万人まで可能である。管理人は特定のユーザーのブロックやメッセージ削除もおこなえるほか、ボットと呼ばれる自動プログラムを作成したり、利用できる。
ちなみに、テレグラムの「グループ」は香港デモ隊の間で戦術の作戦会議などで使われ、「チャンネル」はニュースサイトが配信に利用している。
使い方(ダウンロードとインストール)
ここでは、iPhone版テレグラムの基本的な使い方を解説する。まずは、App StoreでTelegramをダウンロードしよう。

インストールして起動するとこのような画面が表示される。「Smart Messaging」をタップする。

電話番号入力画面が表示されるので、利用している携帯電話番号を入力して「Next」をタップ

SMSでコードが送信されるのでコードを入力する。

名前と写真を設定する。設定後右上の「Next」をタップ。

インストールが完了するとこのような画面が表示される。基本はこれでOK。

ただし、そのままだと英語メニューで使いづらいので、日本語化サイトにアクセスする。以下のURLをタップするだけで日本語化は完了する。
https://t.me/setlanguage/ja-beta
このページを開きますかと聞かれるので「開く」をタップする。

このような画面が表示される。「Change」をタップする。

日本語化完了。

使えているかどうか試しに私のチャンネルにアクセスしてみよう。登録する必要はない「https://t.me/yamadatelegram/」。このような画面が現れるので「開く」をタップ。

このようにチャンネル側が配信したメッセージを閲覧できる。チャンネルは「テレグラム チャンネル おすすめ」などでGoogle検索したり、TwitterやFacebookなどで探そう。
