ジャック・マー(马云:1964年9月10日生まれ)は中国の政治家、実業家、投資家、慈善家。多国籍テクノロジーコングロマリットであるアリババ・グループの共同設立者、元CEO、ソフトバンクグループ取締役。
2019年1月時点で、マーの純資産は391億ドルで、世界の富豪の1人とみなされている。マーは開かれた市場主導の経済を強く支持しているが、正式な中国共産党の党員でもある。
有名な実業家であるマーは中国ビジネス業界における国際的な大使と認識されており、『フォーブス』誌では世界で最もパワフルの人物の1人として頻繁に紹介されている。また、ベンチャー企業の手本としてもよく紹介される。
2017年にマーは『フォーチュン』誌で毎年行われる企画「世界の最も優れた指導者50人」で2番目に位置付けられた。2018年9月10日、アリババのCEO辞職し、慈善事業(おもに教育事業)の運営に携わると告知し、1年後に後継者としてダニエル・チャンをアリババ・グループのCEOに据える決定をくだした。